1. 貴社で開発されている声まっちについて教えてください。

声まっちは、簡単に言うと、声(お話)に力を入れたサービスです。

アプリを通じて、自分の好みの条件を設定・検索し、ランダムマッチしたお相手とまずは“お話”をしていただきます。

お話をして自分を知ってもらい、そこから始まる繋がりを促進していきたいというコンセプトのあるボイスソーシャルサービスです。

偶然な出会いながら、特に顔写真も必須ではなく、テキストではなく声を聞くことができるので、安心・安全に利用することができるという特徴があります。

類似サービスには斎藤さんというアプリがありますが、違いは対象の設定を行う事ができ、年齢制限や検索条件の選択などを設けておりますので、条件の合ったユーザー同士でお話を体験していただきたいと思っています。

まだ開発途中ですが、ユーザーの皆様が楽しく使いやすいと感じる内容内でのユーザープロフィールの改善や新しい仕組みの開発を行っておりますので、今後も更に面白いサービスにバージョンアップしていけると思っております。

機会の最大化・最適化を実現するという弊社のキャッチコピーを体現したようなサービスになっているのではないかと思います。

もともとesuというサービスだったようですが。

esu自体は2014年の10月頃に企画が立ち上がったのですけれども、その時にサービスに関わるキーワードが頭にSがつくものが多いことからの名前でした。

ただそれを一般ユーザーの方に伝えていくのが難しく、パッと見てわかりやすい且つキャッチーだと感じるようなサービス名にしたいという想いがあり、“声まっち”という名称に変更させていただきました。

2. 川口さんがCTOになった経緯について教えて下さい。

弊社の代表、八尾との出会いは、以前に八尾が代表をしていたMARS株式会社になります。当時、MARSはWebサービスを展開している会社だったのですが、私はWebエンジニアとしてその会社にジョインしたのがきっかけです。

その当時から考えるともう10年以上の付き合いになります。

そこからiPhoneのリリースに合わせ、株式会社FEYNMANというスマートフォンアプリに特化した子会社を設立しまして、そちらで様々なアプリを開発していたのですがその際に自社サービスとしてリリースした育成ゲームMEGUがヒットしました。

MARS/FEYNMANが、GREE株式会社に買収される事になり、私自身はプロデューサー・エンジニアマネージャーを経験した後、ニューヨークに本社を持つTake-two Interactive Japanというコンシューマーゲーム企業に移って行きました。

別の会社に移った後も、八尾とは何度か食事する機会があり、その際に当時の“esu”(現“声まっち”)というサービスを、外部の開発会社と協力して作ろうとしているという話しを聞きました。

しかし、サービス自体もまだ粗削りであったことや、外部の開発会社に頼らないといけないという状況で、設計・モック作成の時点から思ったように進んでいないという状況であると相談を受け、まずは企画・開発サポートという形で手伝い始めたのがきっかけです。

当時を思い返しますと、手伝い始めたのは良いものの、想像していた以上に企画のブラッシュアップや設計・開発は難航していましたね(笑)。

ただ基本コンセプトも面白く、サービスをブラッシュアップしていけば、かなり可能性のあるサービスになると感じ、去年の4月頃から、Meetscom株式会社にジョインし、CTOになったという感じです。

3. 開発体制についてお聞かせください。

元々はUnityベースでモック開発が進められていたのですが、UIの組み込みやサービス内容を検討した上でiOS,Androidネイティブで開発をした方が良いと判断しました。最初はiOSを私一人で、Androidは外部協力会社と協力し役割分担をしてやっていましたが、企画のブラッシュアップ・設計・一からネイティブでの作り直しと並行して行うのは、かなり大変でした。

ただ、私の強みはGREEでの経験もあってプログラムと企画共に行えるところだと思っているので、コードを書く傍ら仕様や機能追加の部分も検討しつつ、何とかギリギリの所で進める事ができました。

その後変化はありましたか?

リリースの3か月前までは外部協力会社とやっていたのですが、人手不足は否めず、中々スピードアップが難しい所がありましたね。ただ我々のような小さなスタートアップでは思ったように採用を進める事ができない事もあり、若手でも積極的に採用して行こうと考えておりました。

幸い、インターンや若手のエンジニアを採用する事はできましたので、教育しながらやっていくようになりました。

インターンだとフルタイムと異なった対応が必要だと思いますが。

インターンの子に関しては、タスクを切り分けて、任せられる範囲を振り分けていきました。そこも自身の経験からなのですが、MARS時代からメンターとして若手を見ており、GREEでも同様にメンターという役割を行っていましたので、個人的にはそこまで苦労と感じたことはなかったです。

フルタイムではないながら、インターンの子も協力的に参加してくれていたので、うまく作業分担して進められたと思います。

若手エンジニアについては、初めはアルバイトからスタートしながらも、フルタイムで参加してもらえ、かなり助かりました。そんな彼も今では正社員としてAndroid開発をある程度任せられる位まで成長してくれているので、嬉しい限りです。

お恥ずかしながら当時はRedmine、Jenkins、JIRAは使わず、とにかくリリースまでのスピード重視と力技でスタートしていました。何とか無事にリリースを行うことができ、新たに経験豊富で優秀なエンジニアの方もジョインいただけたので、開発環境も徐々に整備されてきています。

今後どのようにしていきたいですか?

大分、エンジニアはメンバーが揃ってきましたが、まだ不足している部分も正直あるので、そちらも随時、良い人がいればと思っています。また、運用のフェーズに入り、CTOという立場ですがプロデューサー業務が多くなりつつありますので、そちらをサポートしていただけるような運用・企画ができるような人もジョインいただければと思っています。

最終的には新機能からイベントの企画・開発など役割をチーム単位で細分化できる所まで行ければなと思っています。

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