2016.03.09

株式会社マスカチCEO池田様・エンジニア佐藤様インタビュー

1. 今の事業について教えてください。

ゲームのアプリを作られているのですよね?

もともとは2013年に創業したのですが、ゲームアプリは2014年末からです。それまではゲームでない事業をやっていたのですけれども、未来がなさそうだなと思ってゲームを始めました。

マスカチのゲームの特徴は何でしょうか?

ひねっているという部分ですかね・・・ 例えばRolling Down Hillsというゲームは、2Dアクションゲームなのですが、ものすごく難しいから面白いという差別化をしています。

特徴に合わせて、気になったのですが、かなり多言語対応ですよね?

そうですね、初めて多言語化したのが100億人の俺の嫁というゲームで、そうしたら当たって、8割が海外なのです。それで海外いけるなと思ったのがきっかけですね。海外の人は結構レスポンスが多くて、アメリカの人はメールで具体的なゲーム内容についての要望が来ます。英語間違っているよ、翻訳するよということもありました。その時は無償でやってくれるとのことで、とてもありがたかったです。

どうやってアイデア出しをしているのですか?

アイデア出しはほとんど池田さんですね。

池田さん、どのようにアイデア出しをやっているのでしょうか?

前職でソーシャルゲームのプランニングをやっていて、その経験、というのはあります。まず、何かのゲームを作ろう、という発想から、それに何を乗っけていこう、という風に考えるのです。

例えば、100億人の俺の嫁なら、「増やすゲームを作ろう→何を増やそう→嫁!」

Rolling Down Hillsなら、「天気良かったら丘を転がりたい→何転がす?→かわいいペンギン!」みたいに(笑)

それと、「やりたいが現実では出来ないもの」を作るというポリシーがあります。現実では無理でも、嫁がたくさんいたら嬉しいし、天気のいい日に丘を転がるのは気持ちいいと思います。

2. 佐藤さんがマスカチに入られたきっかけを教えてください。

前職システムエンジニアで、クローズドなことをやっていたので、オープンなWeb、スマホアプリに興味がありまして。池田とは、何かのスタートアップ発表のイベントに知り合いに誘われていって、面白そうなサービスやっているな、と思って一緒にやり始めました。面白い人だし、ピッチが良くて、何とか協力してそういったサービスを世に出せたらいいなと思ったのですよね。

ご両人にお聞きしたいのですが、途中で事業内容が変わったとのこと。サービスが変わるといろいろと影響が大きいと思うのですが、一緒にやり続けられたのはなぜですか?

池田

路線変更は、エンジニア的には負担の大きいことだと思うのですけれども、そう言ったことを雑に投げても佐藤がやれたからだと思います。

佐藤

私はそういうことは逆にいいことだと思っています。SEをやっていた頃も案件によって言語は変えられていましたし。当時は図書館の蔵書検索システムとか、その他の受注、広く浅くやっていたので、新しい環境に対する柔軟性が養われていたのは助けでしたね。

3. 開発環境について教えてください。

ゲームアプリということもあり、Cocos2d-xを使用しています。次回作からはUnityを使用する予定です。Unityなので基本的にC#ですが、ネイティブ連携部分ではJava、Objective-Cも使います。お互いほとんどリモートでやっています、連絡はFacebookのメッセンジャーで、GitやBacklogを使ってタスク管理をしています。あとは週一のミーティングでアウトプットの確認をしています。

これからどのように進めていきたいですか?

ゲームに限らず、世界展開を前提にしていきたいですね。長期運用する中〜大規模なサービスも視野に入れてやっていきたいと思っています。これに伴い、夏までにメンバーを10人まで増やしたいなと考えています。

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