今回はデジタルサーカス株式会社CTO、長谷川智希さんとコデアル株式会社CEO愛宕の対談インタビューです。まずはリモートワークについてお聞きしました。

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多様性の一環としてのリモートワーク

愛宕 リモートワークについてご意見をお聞かせください。

長谷川 リモートワークを始めるとJST(日本標準時)に依存しないので、日本に住んでいる人でもJSTに従わない人が出てくるでしょうね。逆に言えば、JSTに従わない人にとってはリモートワークを使って働けるようになるのはいいことだろうな、と思います。

ネットが常時接続で速くなり、動画のチャットもできるので、リモートワークはやりやすくなっていると思います。ただ本質的なものはあんまり変わっていないですね。場所が離れることで効率の低下は多かれ少なかれ起こります。場所が変わることで、何かが飛躍的に伸びる、といったことがない限り、リモートワークの意義は弱いですよね。

実際のところ、コミュニケーションのロスで効率が9割くらいになるなら良いですが、コミュニケーションのタイミングがわからなくて4割5割になってしまうことがよくあるのが難しいところですよね。とはいってもリモートで仕事をすることで効率が上がることもありますし、小さい子供がいる、というようなそもそも仕事に来れない人が働けることになる、というのはいいことですよね。

愛宕 リモートワークの度合いも重要ですよね。完全に顔を合わせないリモートワークもあれば、週1はリモートワーク、といったような緩いリモートワークもあります。その度合いの最適解は、その人が結婚されているかとか、お子さんがいるかなどの条件で変わってきます。リモートワークに限らず、多様性を認める働き方は重要かなと思います。

長谷川 多様性はキーワードですね。多様性の中の一つがリモートワークかそうでないか、ということです。今後30年の中で、人種がいろいろいて、男女があって、年齢差があって、多様性の一環としてのリモートワークは増えていくと思います。

ただエンジニア業ってかけた時間と成果が一致しませんよね。リモートワークが広まった時点で、エンジニアは時間で判断されなくなりますよね。シビアですが、どこでもやってもいい、ということと引き換えに、どこでやっても同じ成果が求められることには注意が必要です。その意味では、場所の制約をなくすことで、特にエンジニアは差が如実に出て、上と下に二分する気がしますね。

個人的には昔働いていたけど子供を産んで働けなくなっているスーパーウーマンをすくい上げてほしいなと思っています。人生が定常的に動いている時はリモートでもいいけどリモートじゃなくてもいい。人生が変わる時、例えば子供が生まれるタイミングと親の介護のタイミングにリモートはサポートになりますよね。弊社にもママのメンバーがいるんですけれども、迎えに行かなきゃいけなかったり、子供が熱出しちゃったりすると朝これないとかあります。そういう人たちは、仕事が途切れ途切れになりがちですが、リモートでオンオフを柔軟に切り替えられると仕事の平均点も上がりますよね。

後編へ続く

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