個人でアプリ開発をされている村山さんにインタビューさせていただきました。村山さんはアプリ開発スキルを買われて、大手ITコンサルティング会社に転職されたご経歴があります。個人でアプリ開発することが転職活動の成功に結びついたお話について聞かせていただきました。

我慢カウンターというアプリを自分で形にしてみた

murayama

愛宕 まずこのアプリの説明をしていただけますでしょうか?

村山 成人男性向けの、自慰行為を我慢した期間を計測して記録するアプリです。いわゆる「オナ禁アプリ」です。2013年にリリースしました。

愛宕 なかなか独創的な視点ですね笑 どうして個人でこのアプリ開発を始めたのでしょうか?

村山 もともと印刷会社で勤めていたので、趣味でアプリ開発をしていました。ちょうどiPhoneが出たタイミングで、全世界に自分の作成物を公表できることに魅力を感じて始めました。自分のスキルも伸ばしたいと思っていたので。

愛宕 スキルを伸ばしたいと思ったのは、今後の転職活動を意識していたからでしょうか?

村山 それもありますね。アプリ制作の一部は制作している人はいても、制作の全過程を通して個人でアプリを出しているはあまり多くないです。アプリ開発における全過程を通しての経験もアピールできますし、それを制作物として感覚的にわかりやすく伝えられるからです。

それは実際に評価されまして、印刷会社から外資系のITコンサルティング会社に転職し、アプリの提案や実装をやれています。個人でのアプリ開発経験がなければ転職はなかったと思います。

愛宕 アプリ開発経験が、キャリアアップにつながったのですね。個人でアプリ開発するとなると、企画・名前決め・リリース・マーケティングなど色々やらなければいけないと思いますが、どういう風に進めたのでしょうか?

村山 まずアプリの存在を知ってもらえないとダウンロードされないので、基本的なマーケティングは自分でやりました。アプリをApp Storeで検索しているユーザーに知ってもらうために、まずアプリ名に「オナ禁」を入れました。同時に関連キーワードや競合アプリ名などもキーワード登録しました。あとはストア内ランキングを上げるために絶対数の少ない関連のカテゴリにアプリを登録するといったこともやりました。

AppStore以外にも、リリースと同時に自分の持っているサイト上にマーケティング用のティザーサイトを作成したり、Naverまとめを自作してページランクを上げるということも実際に自分で手を動かして、実施してみましたね。

愛宕 ダウンロード数はどれくらい達成できましたか?

村山 1日あたり100ダウンロードくらいで、合計数万ダウンロードほどされています。

仕事一辺倒にならず、休息を取り、新しいスキルに挑戦する

愛宕 先ほどIT系のコンサルティング会社に転職されたとのことですが、今のお仕事ではどのようなアプリ開発をされているのでしょうか?

村山 今はハイブリッドアプリが求められていますね。仕事では企画するだけでなく、開発もやっています。外注すると細かい手直しが入るので。Webだと機能とデザインを分離できるから外注してもいいですが、アプリだと細かいUI・UXを考えると内製した方がいいように自分の経験では思います。

愛宕 村山さんは今後どのように個人でのアプリ開発とお仕事をしていきたいとお考えでしょうか?

村山 仕事も大事なのですが、一度仕事を頑張りすぎて体を壊したことがあるので、興味のあることをやっていくのが大事だなと思っています。長期的に考えても自分のスキルセットが先細っていくので。この間おもしろかったのが、3DCADで設計して、3Dプリンターでモノを作るのをやってみました。今のプログラミング言語も大事ですが、別軸で実際にモノを作れるということもできるとすごく面白いなと思っています。

愛宕 お話を聞いていると、村山さんは新しいモノがすごくお好きですよね。

村山 そうですね、また最近はゲームアプリも個人で作っています。これは私が体を壊した経験をもとに、仕事から一生懸命に帰ろうとする主人公をボスが邪魔をするというカジュアルゲームです笑。これからも新しいモノにどんどん触れていけたらと思っています。

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