岩間さんのこれまでのご経歴

愛宕 まず岩間さんのご経歴を教えていただいても良いでしょうか?

岩間 もともとはエンジニアではなくて、営業や、配管や、システム運用などの経験があります。25歳くらいの時からプログラムの勉強を始めて、エンジニアになりました。最初はSIerで給与計算システムなど作っていました。岩手の会社だったのですが、給料が低くてTwitterで転職したいと書いたら、東京のベンチャーからお声がかかって、東京に出て来ました。今の会社ではPHPでWeb開発・iOSのスマホアプリ開発をやっていまして、現在は会社の内部の運用業務のシステム化に携わっています。

愛宕 もともとエンジニアではないということですけれども、プログラミングを始めたきっかけはあるのでしょうか。

岩間 ネットゲームが好きなんですね。ネットゲームのサーバーを自分で立ててみたら、NPC(ノンプレイヤーキャラクター)の実装は簡単なスクリプトでできることがわかって、いろいろやっていたらそのサーバー担当をやることになっていました。本体のサーバーはCで書かれていて、最初は全くわからなかったのですけれどもとりあえずコードを読んで勉強していました。

その後Javaを勉強していた時に、Twitterやらでいろいろ発信していたら、たまたま知り合いでOSSで有名な人と知り合って、ブログにソースコードを書いたらダメなところに印をつけてもらえて、それで勉強していました。

欲しいと言われた機能を実装してきた

愛宕 個人でiOSのアプリを作られていると思います。どのように作られていったのでしょうか。

岩間 個人で初めて作ったのが、9G えでぃたーです。今はiOSのカーソル移動は普通ですけれども、当時はそういうのがなくて、作ったものです。もともと2ちゃんねるのスレッドで欲しいアプリを募集して出てきたアイデアで、やりとりしながら1日か2日くらいで作ったものです。ダウンロードは10万いかないくらいでしたが、広告を入れてみたので、ちょっとしたお小遣い稼ぎにはなりました。

いろみる」や「もじよむ」や「よみかけ」は最初のアプリに味をしめて、2ちゃんねるで同じように募集して作りました。2ちゃんねるで欲しいと言われるだけあって、単機能なアプリですが意外と他に同じようなサービスがなかったんですね。「よみかけ」は参考書を進めていく上で欲しいといった機能、「いろみる」はカラーコードの変換、「もじよむ」はホームページのソースを読むためのものです。

yomikake

それからはしばらく仕事の方が忙しかったので作っていないのですが、ある時TwitterでSNSのユーザーをすごい勢いで勧誘している管理人がいて、Croudiaというのですが、APIを公開したというので、クライアントアプリ「クロイエント」を作りました。実はそこに全盲のユーザーの方がいて、その人にも使えるように対応しているんですよ。「Crocus」は同じCroudiaのクライアントですが、画面サイズの変更に対応したものです。

crocus

愛宕 「読書家になろ?」はかなり最近のものですね。

岩間 SNSで仲良くなった人がライトノベル作家で、小説家になろうで小説投稿していたのですが、そのサイトのクライアントです。

dokusyoka

個人アプリ制作でスキルアップするなら数をこなすべき

愛宕 岩間さんが今まで作ってきたものを聞いていると、必ず使いたい人がいるから作っているのですね。個人でアプリ開発のモチベーションはなんなのでしょうか?

岩間 人に話を聞いて、要件定義して、リリースするという流れを経験をこなしたいというのはありますね。人数の多い会社であるほど、全ての工程に携わることは難しくなります。そのポジションだけしかできない状態にはなりたくないなと思います。今までエンジニア以外の仕事もやってきたから、開発だけではダメだということを体感として知っているからかもしれません。

それと人の役に立てるものじゃないか、と思えると、モチベーションは違いますよね。特定の人のために作っているのと、会社で作るのとは感覚が変わります。例えば個人で作っていると、やりとりの中でこの機能が欲しいと言われたら、「じゃあ作ろう」とか「それは時間かかるからダメだ」とか言えますけど、SIerでは力関係があるのでNOとは言えないですよね。

個人でアプリを作るなら1週間以内にとりあえずプロダクトをリリースしよう

愛宕 最後に個人でアプリを作ろうかなと思っている人にアドバイスなどありますか?

岩間 個人で何かを作るときには、1週間以内にプロダクトをリリースすることがすごく重要だと思います。仕事以外で作るとさっさと出してしまわないとガス欠になって作りきれなくなります。1週間でできるものを出してしまって、また何か付け加えたければそこから付け加えればいいんです。

あとは作るものに関して言えば、自分が欲しくもないし、他人も欲しがらないものは絶対1週間では出来上がらないです。どれだけしょぼくても、相手の欲しいものを少しでも作ってみれば、本当に作ってくれたんだ、という反応があって、どんどんアイデアが出てくるので。

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