2016.03.22

株式会社ookamiチーフエンジニア中村様インタビュー

1. なぜその製品・サービスを創ることになったのか?

ライブ共有型スポーツニュースアプリ「Player!」を運営しています。スポーツに関するニュースを届けたり、リアルタイムでスポーツ観戦をしたり、スマホからスポーツを楽しむことができるアプリです。

2. 入社されて、どのような開発体制の変遷があったのか?それに伴うご自身の役割の変化は?

現在はGitHub上で情報を公開していて、プライベートにしてるもので10レポジトリ程度ありますが、公開可能なものは積極的にパブリックにしています。パブリックにすることで会社がどのようなスタイルでサービスを運営・開発しているのか説明しやすく、外部に対して意見も求めやすいと感じています。

最初からGitHubを使っていたわけではなく、私がジョインしたときは、Facebookのメッセンジャーやグループ、LINE、ChatWorkなど、様々なツールに情報が散らばっている状態でした。

情報の管理が一元化できておらず、質問が飛び交うような状態に危機感を覚え、まずはBitbucketに移行しました。連携周りの機能性の高さや、個人的に使用していたこともあり、徐々にGitHubに移りました。

タスクのアサインはレポジトリ単位で担当が決まっています。しかし、時間的な制約がある場合などは、臨機応変に入れ替わりが発生します。弊社の開発陣は、特定の分野のみの専門性が高い人よりも、入れ替わりがある程度でき、デザインを含めて全体を見て、自分の関わる分野に生かすことができるスキルを持った人が多いです。

コミュニケーション系ツールはslackを使用しています。開発陣内で発生した質問と結論は、当初はWikiにまとめていましたが、レポジトリが増えるにつれ情報がまとめづらくなったので、今はGitHubに転記し、必要であればマニュアル化しています。

今後の自分の役割としては、関わっているメンバーが外で活躍できるように、より支援していきたいと考えています。社内での成長が評価され、外部からも注目を得るようになったデザイナーや、Qiitaでストックを沢山頂いているエンジニアなど、彼ら個人の成長によってチームがより洗練されていくことをすでに実感しています。

スポーツと開発は非常に似ていて、1人のスター選手がいるだけでは成果をあげることはできません。チームとして成果を上げていく、そのための個々の成長だと考えているので、1人1人が成長できる環境作りをしたいと思います。

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