1. なぜOK SKYを創ることになったのでしょうか?

OK SKYはチャットを使ってウェブ上で接客ができるサービスで、ウェブサイト・ECサイト・アプリなどにチャットの仕組みを提供し、スタッフとお客さんがチャットをするという仕組みを作っています。

弊社はもともとPRIMODEという、スタイリストが一般のお客さんにコーディネートのおすすめや提案を行い、お客さんがチャット上で商品を購入できるというBtoCのサービスを提供していました。その中で我々が商品を仕入れていたアパレルブランド様から、自社ECサイトに導入したいという声があり、PRIMODEをBtoB版、BtoBtoC型のモデルに作り替えて提供し始めたのがOK SKYです。

2. 小林さんがCTOになられた経緯を教えてください。

もともと早稲田のインキュベーションセンターで友人と起業していた際、スタートアップ関連のイベントで現在の代表の中嶋と会い、新しい事業を始めたのが空色です。当初は事業を始めたというより、単に私が中嶋を気に入ったので開発担当として参加したという表現が正しいかもしれません。

弊社に参加する以前はマイナリーデータの解析を中心に、動画や画像、音声等を扱う仕事を4年程やっていたのですが、中嶋がWEBを使ったサービスがやりたい、と言い出し私が勉強し始めまして、その流れでいつの間にかCTOになったという形です。

3. どのような開発体制の変遷があったのでしょうか?

開発当初は、少額の投資だけを受けて会社を立ちあげていたため、すぐに売上を上げる必要性もあり、開発環境は特に何も決めずに、色々な人達に外部から参加していただいていました。ECから、チャットの仕組み・在庫管理など短い時間で対応しなければいけない開発案件が多数あったため、とりあえずはストレスに強いAPIにしておくことだけ条件に開発をしていました。

開発体制に関して、基本はそれでうまくいっていたのですが、唯一ECの仕組みを任せていた外部ベンダーがインフラに弱く、インフラの部分がボトルネックになっていました。そのためまずインフラの共通化に着手しました。チャット部分は変動が激しいので、インフラの改善作業は大変でした。

– 今の開発体制はどのようになっているのでしょうか?

今の開発体制はかなり外部も入って、モジュール単位で動いてもらっています。割り振り自体は、機能単位で分けています。商品マスター、在庫マスター、という風にモジュール化して、それらをつなげていますね。開発人数はトータルでいくと30名程で、コアメンバーは6名です。30名程の開発体制になると、アプリケーション単位でいったらとんでもない数になって、DBの数も多くなってしまいます。ですので、1つのアプリケーションに、今まで作ってきたものを統合しブラッシュアップしています。その後に、そのアプリケーションの中に機能等を追加していくというプロセスを進めています。

開発内容を決める際は、まず社内でやりたいとなり、やりたいけどロジックしか作れないから誰かフロントをやってほしい、という感じでエンジニア発信で進めていくので、それぞれで考えてプロダクトの設計から話し合って決めています。機能の拡張に合わせて社内の人が動いたり、ベンダーの人が動いたり、いろいろですね。

なお、コミュニケーションツールですが、引き継ぎが多かったので、ドキュメントも力を入れて、今はAtlassianのツールに、タスク管理・ソース管理・ドキュメント管理・お客様とのやり取りを移行して1つのツールにまとめました。外部ベンダーの人数が浮き沈みが激しく、多い時は20人超えるので、コミュニケーションツールをJIRAでつなげられる方が都合が良かったので、情報共有についてはConfulenceとHipChat、タスク管理はJIRAで運用をして、タスクからソースに移れるようにBitbucketも採用しています。

– コンセプトなど基本的な部分をを理解してもらった上でどう権限を決めてどう仕事も取りまとめるか、難しいところですが、上手くまわせる秘訣はあるのでしょうか?

どうしたらいい? から始めることですね。それ以外はあまり気にしていないです。前職、前々職が受託開発会社にいたこともあり、案件毎に自分でやるタスクが決まっていて、それが終わればもう終わり、というような広く浅くのコミットに慣れているので。今は深く狭くしなければいけませんが、それぞれがどうしたいか、ということは皆明確に持っているので、それぞれの部分は任せています。1人の取りまとめがすべてを考えているという昔の手法だとさすがに回らない気がします。

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