2020.08.13

コデアル5周年 〜多様化する働き方から新たな一歩へ〜

即戦力IT人材採用の『CODEAL(以下コデアル)』を展開するコデアル株式会社(東京都千代田区、最高経営責任者(CEO):愛宕翔太)は、2012年8月創業後、2015年8月に誕生した現サービス『コデアル』が、 2020年8月15日にて、おかげさまで5周年を迎えます。

ご利用企業は、上場企業からベンチャー企業まで約800社、ご利用ユーザー数は約15,000人で、うち約85%以上が、エンジニア・デザイナー・マーケッターです。サービス誕生当初はエンジニアのみだった職種も幅広くなりました。人事・労務・総務や経営企画、財務・経理といった職種においては、freeeやマネーフォワードといったSaaSサービスを使いこなし、業務の要件定義ができるようなIT人材も増えてきています。(2020年8月現在)

<背景>
コデアル登録ユーザー(求職者)の働き方は、副業・複業・リモートワーク・業務委託(フリーランス)・社員など様々ですが、5年の歴史の中で、ユーザー(求職者)層も変化しています。平成30年(2018年)厚労省が発表した、情報通信を活用して働く雇人(雇い主)のいない事業主(主にフリーランス)の調査結果をみると、2007 年から2012年で男女とも増加してます。さらに、収入分布をみると、100 万円未満の層が最も多く、300 万円未満の層が相対的に多い一方、年収 1,000 万円以上の層も一定程度存在している等、多様な状況にあることが分かります。変わりゆく世の中とともに、コデアルも下記のような「ユーザー(求職者)」の属性となっています。

平成30年(2018年)厚労省が発表した調査

※1)出典元:厚生労働省 平成30年版 労働経済の分析「情報通信を活用して働く雇人のいない事業主数の推移と収入分布」より

個人の強みを活かせる場になるべく誕生した「コデアルクラス(役割の基準)」

コデアルに登録されているユーザー(求職者)は「即戦力IT人材」です。「コデアルクラス(役割の基準)」(※2)という概念を定義し、働く人が個人の無限の可能性を引き出せるものにしたいという考えから誕生しました。2020年8月現在で、コデアルクラス3 以上の即戦力IT人材の登録ユーザー比率が9割を超えています。

また、コデアルユーザーのコデアル上での最新の経歴情報も6割を超える人が社員という契約形態になっており、この点も2015年のサービス当初、コデアルのサービスは副業で週1,2程度働けるような求人がメインだったことから大きく変化しています。現在は、週5フルタイムで働くひとが増えています。

コデアルユーザー最新経歴上の契約形態

契約形態は、全体の約3割は業務委託ですが、コデアルクラス(役割の基準)3以上の即戦力IT人材の登録ユーザーの平均年収は約500万円以上です。厚労省の調査結果にある収入分布による年収の中でも、比較的高い水準にあり、年収に比例して、役割を大きく持てる人材が活躍されていることがわかります。

コデアルクラス(役割の基準)と経歴にみる平均年収の相関

※2)「コデアルクラス(役割の基準)」とは
「コデアルクラス(役割の基準)」とは働くときの役割です。主に、①〜⑤の「役割の基準」があります。個人のライフステージ(転職、結婚、出産、育児、転居、介護など)によって、働き方を変えたり、役割の幅を広げる、狭めるなどを調整し、より個人の強みで活躍できる場になるべく誕生しました。企業と求職者が約束する「役割」を果たすことで、コデアルのビジョンでもある、#働くをもっと自由に を実現できるひとが増えていくと考えています。

ユーザーの約8割以上“自ら提案ができる” 即戦力IT人材がコデアルに存在する3つの定性的理由

(1)コデアル誕生時から「リモートワーク推奨」だったこと

2020年8月現在のコロナ禍においては「リモートワーク」が一般化されつつありますが、リモートワークならではの難しさがあります。コデアルは誕生時から「リモートワーク推奨」だったこともあり、チャット上でスピード感ある言語化や端的なやりとり、ビデオ通話に抵抗がない等のオンラインを介したコミュニケーションスキルを要し、リモートワークに抵抗がなく自走できる人材が集まっています。 

(2)企業と求職者が直接交渉および契約できる場であること

コデアルでは、企業からの報酬提示額そのままが、求職者への支払われる金額になります。中抜きといわれる仲介手数料はいただいていません。企業側からは、即戦力を期待する求人が多く、求職者側もそれに応じたスキルや能力を提示し、直接交渉が可能な人材が活躍できる場になっています。

(3)応援してくれる方々の存在と改善の繰り返していること

日々コデアルをご利用いただいている企業の方々や求職者の皆様から、様々なご意見やご要望をいただき、開発チーム(現在は3名)では、サービスの改修や新機能などのリリースを週1〜2回の頻度で行っています。おかげさまで、広告などのプロモーション活動をほぼ行うことなく、双方のニーズにあった企業や求職者が自然と集まっていただいています。 

参照)コデアル開発5年の軌跡|コデアル エンジニアリード 川原翔吾

「コデアルクラス(役割の基準)」2つのポイントと今後について

コデアルクラス(役割の基準)は、ユーザー(求職者)の自己認識として新たな一歩がはじまりました。主に[1]と[2]をポイントに存在しています。

[1]求職者が、どんな役割を担っていたかを経歴を振り返る際のキャリアの棚卸しとして
[2]役職のない業務委託(フリーランス)の人も自己の実績を客観視するための仕組みとして

まず、転職やキャリアチェンジの際、経歴にある「役職や年収」などは事実としてありますが、企業規模やフェーズにより、その条件はさまざまです。大切なのは、過去の役職や年収にとらわれることなく、ご自身がどんな役割を担えるか自己認識と共に、今後どうありたいのかを考えること。個人にあった「役割」を考えるきっかけになり、より自己の強みを活かした「働き方」につながるのではと考えたからです。

例えば、新規事業の立ち上げ、継続的な運用改善など企業毎のフェーズによって、活躍できる環境や人の存在もさまざまだからです。 

昨今では、スコアリングなどの他者認識による「評価や査定」により、役職や年収が決まる場合もありますが、個人によって異なる家庭の事情やライフステージの状況により、持てる「役割」の範疇も変化し続けるため、コデアルクラス(役割の基準)を通じて、求職者は企業へ自身のキャリアや「役割」をシンプルに提示でき、企業側は、どのくらいの「役割」が持てる人なのかをポイントで理解した上で求職者と向き合うことができると考えています。

今後、企業と求職者が「役割」の幅をお互いに図るための「ものさし」として、よりコデアルクラス(役割の基準)をご活用いただけるよう、手法や仕様などの課題にも取り組んで参ります。 

参照)コデアルクラス(役割の基準)の誕生秘話|コデアル 最高経営責任者CEO 愛宕翔太


【CODEAL(コデアル)について】

CODEAL(『コデアル』)( https://www.codeal.work/ )は、「働くをもっと自由に」をビジョンに掲げる即戦力IT人材採用のプラットフォーム。近年のフリーランスの増加、リモートワークの浸透の背景に追い風を受けて、企業の事業課題を解決できる即戦力人材に仕事を依頼することができるプラットフォームとして注目されています。また、『コデアル』に登録された人材はすべて、報酬を依頼企業から直接受け取ることができるのも支持を集めている特徴のひとつです。

【会社概要】

社名   : コデアル株式会社
代表者  : 最高経営責任者(CEO)愛宕 翔太
本社所在地:   〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-11 弦本ビル3F
事業内容 : 即戦力IT人材採用のプラットフォーム「CODEAL」
URL   : https://www.codeal.work/company/

【プレスリリースに関するお問い合わせ先】

コデアル株式会社 広報窓口 / Email : pr@codeal.asia

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