今回は、株式会社サイトビジット執行役員エンジニア担当、中村安幸さんとコデアル株式会社CEO愛宕の対談インタビューです。

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愛宕 はじめに御社でやられているサービスについての説明をしていただいてもよろしいでしょうか?

中村 資格スクエアというサービスを主にやっております。弁護士や会計士など難関資格を取得するための講義を配信しています。もちろん行政書士など中位の資格や簿記などの資格も扱っています。

資格スクエア
参照:https://www.shikaku-square.com/

外国人労働者が入ってくると資格ホルダーの価値があがる。


愛宕 本題に入りますが、これからの時代、資格の意義と学び方がどうなるか教えていただけますでしょうか?

中村 今後人口も減っていきますし、海外からの労働者が多く入ってくることが目に見えています。海外の労働者が多くなった時に、日本の人たちは彼らをマネージする立場になると思います。資格はそのスキルをわかりやすくしてくれるんですね。海外の人たちは資格を取りにくいですが、日本人が資格を取っていると強いのかな、と思います。

愛宕 不動産関係とか、宅建の資格を持っている人が一人はいないといけないような業界もありますよね。

中村 そうですね。資格ホルダーが今後より価値が出ると思っていますね。

もう一つの学び方に関して言えば、今までよりも効率的になると思います。今弊社のアドバイザーに東大の脳研究者の教授についていただいているのですが、脳科学の見地から最新の効率的な記憶の定着法を取り入れて、システム化しようとしています。弊社の代表は開成→東大→ロースクール→司法試験一発合格といったエリートみたいなコースなのですが、本人は勉強法が効率良かったのだと言っています。彼のような勉強法をシステムに取り入れて、効率良い勉強法を提供することを目指しています。

愛宕 具体的な例などありますでしょうか。

中村 資格スクエアの一問一答の問題演習は復習の時に、ユーザーごとに苦手な分野・重要度などを計算して自動でそれぞれ別の問題が出てきます。つまり人工知能を使って、そのユーザーにとって記憶が定着しやすいようになっています。人口知能のパーソナルトレーナーですね。

日本の教育は小学生の時からみんなわかりましたか? と全員がわかった段階で次に行きますが、これってできる人にとっては無駄なんです。個人個人で理解度も勉強する速度も違うので、それを自動化しています。

愛宕 なるほど。御社では学びを個人に合わせていくということにチャレンジされているんですね。僕たちの場合は、働き方をパーソナルにしようとしていますね。実家の近くで働きたいという人もいれば旅するように働きたいという人もいる、ということで、働き方を個人に合わせて行こうとしています。

コミュニケーションの度合いによってエンジニアは仕事を選べばいい。

愛宕 中村さんご自身のはどのような経験をされてきたのでしょうか?

中村 僕は中学1年生の頃からプログラムをやっていて、大学も情報工学科を出ています。なので独立しようかとも考えたのですけれども、一旦ガラケーのキャリア公式サイトを制作する会社に入り、着メロのダウンロードする仕組みなどに携わっていてました。その後、個人事業主で1年半ほどやっていたら、顧客の社長の方から声をかけていただいて、SEOの会社に入りました。入社時は5名くらいだったのが、退社する頃には80名の会社になっていました。その時に知り合った方の紹介で、ソーシャルゲームを作っている会社で3年半ほど取締役をやり、一旦個人事業主を挟んで、今のサイトビジットに至ります。サイトビジットに入った時は代表の鬼頭一人で、オフィスもありませんでしたね。その頃はリモートで仕事していたんですよ。

愛宕 フリーランスと、正社員のエンジニア、取締役の3種類を経験されたと思いますけれども、それぞれを比較するとどうでしょうか?

中村 お金の話だけで考えると、一定の仕事が取れる限りはフリーランスが一番稼げますね。ただ保証がないです。1回目のフリーランスでは新卒2年目なので、顧客が全然いないです。その時はクラウドソーシングのようなサイトで営業もして仕事を取る必要があったので大変でした。契約の仕組みとか何も知らなかったので、最初3ヶ月は辛いですね。仕事をちゃんとやっていると半年くらいから安定してきました。2回目のフリーランスはすごく楽でしたね。SEO会社の営業の人たちがそれぞれ会社を作っていたので仕事は断るほどありました。

会社員はやはり大きな仕事ができます。社会にインパクトを与える可能性のあるメリットは大きいですね。お金以外の自分の中の仕事のメリットができます。逆に会社のルールに則る必要があることはデメリットかもしれません。出勤時間もそうだし、給料もそうですよね。

取締役をやっていると、会社の全体を見ることが多くなります。言われたことだけでなく、今後の利益を考えて、開発を考えなければならないので、視点が上がるというのは良いと思います。ただ規模が大きくなればなるほどプログラムの現場から離れてしまうのは嫌ですね。中学の時からやっていてプログラムを書くのが好きなので、好きなことがやれなくなるのはデメリットです。今だとレビューとマネジメントがほとんどなので。ただ趣味では書いていますが。

愛宕 本当にプログラムがお好きなんですね。僕のプログラム好きは自動で頑張ってくれる優秀なエージェントというような下心ありなので、純粋にコードを書くのが好きだというのは素敵だな、と思います。

今までの働き方を踏まえて、働き方のタイプの提言のようなものはありますか?

中村 エンジニアにはいろいろなタイプがいます。僕はしゃべるタイプのエンジニアなんですね。他にもギークで技術を追い求めるようなタイプもいます。しゃべるタイプは営業も出来るので、個人でやってもいいと思います。ただギークな人たちは個人だときついので、エンジニアの大人数いる会社でギークなポジションを確立していけば強いのかなと思いますね。

愛宕 仕事によってコミュニケーションの求められる度合いが変わってくるので、それに応じて自分の仕事を考えなければいけませんね。

空気感の合う人と一緒に働きたい。

愛宕 今インターンであるとか、外部の人とかをよく入れてらっしゃるようですが、雇用契約など気をつけていることはありますか?

中村 技術やGitHubを見せてもらってわかることはもちろん重要なのですが、その人の持っている空気感はすごい大事だと思います。会社の空気と個人の空気が馴染むかどうかを採用の際にはすごく見ます。インターンであれば未経験でも空気さえあればいいということもあります。

サイトビジットの空気感は、殺伐とせず、楽しい感じなんですね。代表の鬼頭の考え方が仕事は楽しいものであるべきという考え方なので、プログラマならプログラムが好きは大切ですよね。ただワーカホリックといった感じではなくて、鬼頭自ら夏休みとったりして、好きな仕事で、効率よく短い時間で働くことを大事にします。

愛宕 そういったことってインターンの採用の時でもどういう風に勉強してきたか?など聞けばすぐわかりますよね。

中村 そうですね、寝ずにやります! みたいな空気感だと、向こうとしても入ってきたら拍子抜けですよね。お互いハッピーでなくなりますから。

愛宕 それは業務委託でも一緒ですか?

中村 それは違いますね。外の人は成果しか見えないので。成果はもちろん、インプットをきちんと理解できるかは重要ですね。同じアウトプットを出すとしても、こちらがどこまで説明するかによってコストは変わってきます。3聞いて10作る人と、10作るのに15言わなければいけない人がいるので。

エンジニアの中にはすごく堅いタイプもいて、「できてない」と指摘すると「仕様になかったですから」と言われることもあります。「(ここまで言ったらわかるでしょ)」と思ってしまいますね。あと今までの流れと違う要件を言われた時に、一回質問してみるコミュニケーション力や、流れを汲みとって加えておくような理解力・想像力が欲しいですよね。一度聞いてもらえればより詳しく説明もできるので。

愛宕 最後に何か一言ありますでしょうか?

中村 弊社でもエンジニアを募集しています。弊社では新しい素晴らしい技術を開発するということはなく、今ある技術を組み合わせてビジネスに最適なものを選択して開発できる方を募集しています。ビジネススキルも学べますし、仕様通りだけの開発だけでなく、アイディアもみんなで出し合いますので、自分がビジネスを作っているんだという感覚も得られると思います。技術を追い求めることよりも、ビジネス面も全体的に考えています。今いるインターン生の中にも起業したいという人もいますが、その前にうちで会社のリソースを使って経験積んでみればいいよ、と働いてもらっている人もいます。独立したいという方も大歓迎です。

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