今回は株式会社ライナフCTOの滝沢潔さんとコデアル株式会社CEO愛宕の対談インタビューです。

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愛宕 はじめに御社と御社のサービスの話をしていただいてもよろしいでしょうか?

滝沢 私は今までに、不動産会社勤務の後、信託銀行でも不動産をやっていまして、24歳から不動産投資を始めました。その時に感じた空いた部屋を活かしたいという考えからライナフを立ち上げています。

愛宕 仲介・管理・オーナー・融資の全立場から不動産に関わっていらっしゃったのですね。

滝沢 そういうことになります。不動産の活用のために何が必要かと考えた時に、Webサービスだけでは前に進まないなと思っていました。Airbnbのように不動産のマッチングサイトが増えていますが、あくまでマッチングだけなので、運用が無人化されていかないと不動産の活用が難しいと思っています。

そこで最初に作ったのが「NinjaLock」です。鍵の上から取り付けることで、スマートフォンや携帯で鍵を操作できます。もう一つが「Ninja Entrance」というもので、オートロックに取りつけるものです。遠隔での開閉や、権限を持った人が近づいたら自動的に開くような機能もあります。

ninjalock
参照:https://www.ninjalock.me/

ninjaentrance
参照:https://www.ninjalock.me/lp/ninjaentrance/

また、それらハードウェア活用したサービスとして立ち上げているものが、「スマート内覧」というもので、三菱地所と提携し、不動産仲介の会社が管理会社から鍵を受け取らずに内覧予約できる仕組みを提供しています。「スマート会議室」は住友不動産ベルサールと業務提携し、会議室の無人運営の仕組み・決済システムを提供しています。

タイムズが精算機などハードウェアを導入したことで時間貸し駐車場という新しい土地の使い方を生み出したように、私たちも鍵というハードウェア開発を強みに不動産活用の新ビジネスを生み出すことを目標にしています。

せっかく生まれてきたのに使われない不動産に申し訳なさを感じる

愛宕 なぜ会社をやろうと思ったのでしょうか?

滝沢 何か世の中のために役立つことをやろうと思いました。私は教育学部の出身なので教員も候補だったのですが、教員という仕事では世の中に貢献するにも限界があります。トヨタの車が人の足になり、セブンイレブンのコンビニが生活を便利にし、Facebookがコミュニケーションを円滑にしたように、企業を作り新しいサービスを提供することが、最も世の中の役に立つと思い、自分の人生を起業に賭けようと思いました。

愛宕 もう一つ気になったことがあります。そもそもなぜ24歳の頃に不動産投資を始めたのでしょうか?

滝沢 学生時代から起業を考えていたのですが、不動産が最もレバレッジもかけられるため、短期間で資本金を作れる、というのが理由です。その後も不動産関係の仕事を続けているのは純粋に不動産が大好きだからです。空いている空間や店舗を見てると悲しくて。生まれてきた不動産に罪はないはずなので、それを活用できてない人間が悪い、ごめんな、と笑 君たちをしっかりと生かすサービスを私たちが作ってあげるからな、と思っています。だから私たちは不動産活用に役立つ新しいことはどんどんやりますが、不動産仲介業など直接不動活用につながらないことはやりません。私たちがやらなくても、他の人がやるからです。

愛宕 だからここまでユーザー視点のサービスが出来上がってくるのですね。納得です。

ビジョンからはずれる領域は捨てて、不動産の活用に全力投球する

愛宕 話は変わって、スマートロックに関する事業の今までの変遷について教えて下さい。

滝沢 私たちがスマートロックを世の中に出した頃、AkerunやQrioなど、スマートロックの認知が広がりました。

そんな中、三菱地所から無人の内覧の仕組みを作りたいという相談をいただきまして、スマートロックと連動したWebサービスも展開しているのがうちだけということで「スマート内覧」の共同開発を始めました。また、住友不動産ベルサールからも会議室で同じことをやりたいということで「スマート会議室」の開発が始まりました。

smartkaigishitsu
参照:https://www.smartkaigisitsu.net/

私たちは「不動産の活用」という自社の方向性に合致したものだけ作っているので、スマートホーム・防犯サービスといった領域は捨てて、不動産の活用に開発の全力を注いでいます。

愛宕 そもそも初期投資が大きいにもかかわらず、Webサービスでなく、ハードウェアから始めたのは何故なのでしょうか?

滝沢 Webはパクられやすいし、多くのユーザーを集めてプラットフォームを形成しないと成功しないなと思っていました。ハードが絡むと簡単に他社が追随できないな、と。とはいえ、開発費だけで数千万はかかります。今までの蓄財を使う時だ、と決心しました。

大人な雰囲気を持つベンチャー

愛宕 最後にライナフに興味のあるエンジニアの方に一言お願いできますでしょうか?

滝沢 うちは雰囲気が大人のベンチャーだと思います。大手の不動産会社とよく合うので、私もいつもスーツで出勤しています。給料も他のベンチャー企業よりも高い水準で払っていますし、勤務も出社が基本です。もちろん、子育てなど理由があれば外で仕事をすることも可能です。メンバーは30歳以上が中心で家庭や子供もあるので、継続的に仕事のできる大人なスタイルの方をお待ちしております。

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