Fracta Leapは、2015年に米国シリコンバレーで創業したFracta社( https://fracta.ai/ )の傘下で、第2の柱となる新規事業の創出を目的に設立された戦略子会社です。
Fractaの主力製品である水道管劣化診断ソフトは、水道管インフラの老朽化問題の解決に向けて開発され、既に全米27州・60以上の水道事業者に採用されています。
この既存事業の順調な離陸に伴い、社会インフラの問題解決に向けて新たな挑戦に着手すべく、2020年5月に日本オフィスの精鋭メンバーで「Fracta Leap」を設立しました。
Fracta Leapが新たに挑戦するのは「水処理」です。
人類の存続危機に直結する水の問題は、人口増・気候変動などで深刻化し続け、今や「21世紀最大の危機」の1つとなっています。OECD によれば、新興国・途上国の人口増加などで、2050 年には更にこの状況が悪化し、世界人口の約 40%が深刻な水不足に晒されると予測されています。また、水と並んで人類に不可欠な「食糧」も生産には大量の水を必要とするため、「水危機」は同時に「食糧危機」でもあります。
Fracta Leapは、デジタル技術の開発による水処理インフラの省コスト化・長寿命化によって、世界の「水不足」を解消します。
水道管向けのソリューションで成長した Fracta ですが、まだまだ「水」をテーマに機会学習技術が貢献できる余地があると考え、我々はこの領域での技術開発を通じて、社会インフラへ貢献するべく、日々事業に邁進しています。