2017.01.20

東証一部上場企業もリモートワーク!BEENOSグループ tenso株式会社 リードエンジニア河治様インタビュー

tenso株式会社で現在運営しているサービスについて教えてください

たとえば個人・法人の方が貿易を目的として海外に荷物を送りたい場合、輸出業者(フォワーダー)様との取引が必要になります。弊社は、荷主様とフォワーダー様とのマッチングサービス(オクルン)を提供しています。

この業界では、荷主様とフォワーダー様との取引は慣習で行われているケースが多く、荷主様にあたる事業会社が新規参入する場合、フォワーダー様を探すところからが大変でした。窓口をネット上に設けているフォワーダー様自体が少なく、1件1件、電話で探すといった対応が必要だったんです。その窓口をWeb上で提供し、複数のフォワーダーさまへのお見積もりを依頼し、その比較をするといった工程を全てオンライン上で完結できるようになっています。

どのようなプログラミング言語、フレームワークを使って開発されていますか?

Ruby on Railsでの開発を行っています。チャットツールはSlackを利用していて、タスク管理ツールではRedMineを使用しています。

コデアルから採用した方の仕事内容を教えてください

フロント・バックエンドの改修両方をお任せしています。バグの改修から運用保守、新機能開発など幅広くお願いしています。開発にあたっては企画と開発それぞれの立場メンバーで、どういった機能をいつまでに開発するか、といった週1でのMTGで決めるようにしています。

勤怠の形としましては、コデアルから来ていただいている方には週3でお仕事して頂いています。ご本人の状況とも相談して、だいたい月間での労働時間は100時間程度でしょうか。

コデアルで採用した方へのお仕事の任せ方はどのように行っていますか?

秘密はなくす、情報はなるべく共有するようにしています。信頼関係が大事だと考えていますから。またCODEAL(コデアル)経由で参画して頂いているエンジニアSさんは、開発にあたって、その要件がなぜ必要か、というところを考えてくださるエンジニアだということもあり、我々の求めている内容やその事情については全てお伝えするようにしています。

また、個人的には開発者が主体で楽しめるような環境を作りたいと思っています。その一環として、テストコードをこちらで用意して、検証のコストを減らす、といったことも行っています。

リモートワークはどのように機能しましたか?特にその問題点と解決策について教えてください。

コーディング規約等はありませんがリリースやテスト検証の内容など、一定のルールは必要だと思っていたので、全てRedmine上に記載して読んでいただけるよう準備していました。そうした準備の他、最初はMTGで仕事を進めていく上での認識を合わせておいて、徐々にリモートでワークしていくようにしました。

ただ、チャット上の言葉だけではこちらの意図を完全にお伝えするのが難しいケースもあるため、そういった場合は図を書いて送ったりすることで理解して頂くことができました。

コデアルの採用者の良かったところは何でしょうか?

たくさんのユーザーが登録しており、スキルの高いエンジニアが多数在籍しているように感じました。先にも述べた通り、ただ実装するのではなく、こちらの要件からよりベターな内容を提案して頂けることもあり非常に助かっています。

その他、コデアルを利用してみて感じたことを教えてください。

登録者のGitHubが見れるところが良いと思いました。面接だけではやはり分からないことも多いので。アカウントを閲覧すると多くの方が登録していらっしゃるのですが、そこで経歴のほか、やはり実際に書いているコードを見ることでアンマッチの可能性が少なくなるように感じています。パブリックで公開されているコードを見てお声がけし、実際の面談では、場合によってはプライベートなコードも見せてお話をお聞きしたりもしたのですが、これはとても便利でした。

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