suitebookは累計3,700室以上の施設運営ノウハウやオペレーション業務支援の経験から出来あがったSaaSです。
業界では大手ベンダーがパッケージ型で提供しているシステム(ホテル管理システム「PMS」)がまだ多く導入されていますが、様々なIoTデバイスとの連携やコロナ禍における新しい運用などに対応できておらずレガシー化が進んでいます。
suitebookはホテル運営をこのPMSという概念から解放するため、オペレーションプラットフォームを目指しています。業界の変化に迅速に対応していきながら、外部パートナー・サービス(SQUEEZEの新規プロダクト群も含め)との連携で、新しいゲスト体験を実現できる世界を目指しています。
具体的には、ホテル運営責任者の以下のような悩みを解決しています。
PMS(ホテル管理システム)は初期導入費用がとても高い。初期費用を抑えたい。
リモートや遠隔地からでもホテル状況を把握したい。各施設の成績をリアルタイムで確認したい。
省人化したまま拡大したい。市場が回復した時も今の人員数で運営したい。
ルーティン作業のようなノンコア業務を軽減して、スタッフの時間をマーケティングなどに充てたい。
また自社のホテルブランド「Minn」「Theatel」もsuitebookを使って運営しており、ここで生まれる素早いフィードバックループをプロダクト開発に取り入れています。
suitebookでは現在プラットフォーム化を見据え、インフラ環境のコンテナベースへの移行や構築を進めています。またマネージドサービスの活用やインフラのコード化、各種自動化を行なって、開発者が本来やるべきことにフォーカスできる仕組みの構築を目指しています。
ただユーザーが快適に安心して使えるサービスにするために、インフラ環境の改善を進めつつ、事業拡大に伴う開発速度の向上を実現するためには、まだ人手が足りていないのが現状です。
SQUEEZEではプロダクトの安定性の向上、インフラの自動化などに熱意を持って取り組めるエンジニアの方と、ぜひ一緒にこの課題を解決していきたいと思っています。
SQUEEZEでの実際の開発風景をイメージしていただきやすいように、特徴的だなと思う文化を3つ以下に紹介します。
🔊 Working Out Loud
自分の作業の可視化と共有のための発信を推奨しています。
作業途中でもどんどん公開していくことで、早い段階でのフィードバックやドメイン知識の共有、属人性の排除などのメリットがうまれていることを実感してます。
まだまだ組織全体で習熟できているとは言えないですが、メンバーが離れた場所でモバイルワークをするうえでこの文化はなくてはならないと考え日々取り組んでいます。またWorking Out Loudをより促進するためにも、雑談・雑な相談を大歓迎しています。
🏨 現場主義
よく「現場は宝の山である」と言われますが、現場には問題を解くためのカギとなる生情報が数多くあります。そのためエンジニアも実際にホテルの現場に足を運び、問題の解像度をあげてプロダクト開発に落とし込んでいます。
例えば、フロントスタッフへのヒアリングやプロダクトが使われている場面の観察、あるいはゲストの受付業務を体験してみるといったようなことを現場で取り組んでいます。
もちろん全てのエンジニアがすぐ現場に向かえるわけではないので、各施設のスタッフと同じように自由に交流できるオンラインの場も週1回設けています。
このように自社施設でドッグフーディングしながら、エンジニア自らドメイン知識を身につけて開発できる環境は、他にはない面白さです。
👪 POの民主化
現在プロダクトオーナーは代表の舘林が務めており、プロダクトビジョン・優先順位付けといった大きな方向性を決めています。ただPOとしての役割を1人が背負うのではなく、課題をどう解決していくのかを決めたり、仮説の検証、ステークホルダーとのやりとりなどは開発チームが行っています。
そのためPO1人で正解を考えるのではなく、チーム全員で事業・ユーザーを知る努力をしています。ユーザーを知るためのユーザーストーリーマッピングや、ドメイン知識共有のためのモブ設計・モブプロ・モブレビュー、仮説検証型のアジャイル開発を実践していっています。
上記で紹介した「Working Out Loud」「現場主義」もこのPOの民主化を実現するために、不可欠だと考えています。
SQUEEZEの事業に興味のある方
技術だけでなく事業も好き
リアル x テクノロジーの領域にある泥臭さを楽しめる
※ 宿泊事業に関しては興味が少しでもあれば、経験がなくてももちろん大丈夫です。
現場主義を実践できる方
上記の開発風景でも紹介した「現場主義」に共感できる
プロダクトのユーザーと話すのが好き
OSS・コミュニティ活動、社内外に対して情報発信をしている方
会社内だけでなく、関係するコミュニティと協力し、学び、一緒に成長していこうという意味を含む「With Our Community」という我が社のコアバリューに共感できる
SQUEEZEは、「空間と時間の可能性を広げるプラットフォームになる」という企業ビジョンのもと、クラウド運営ソリューションでホテル業界のDXを推進する会社です。
従来の大幅な固定費がかかるホテル経営の仕組みをテクノロジーを使った自動化やフロント業務のクラウド化などのソリューションで収益構造を改善し、今まで収益化できなかった小さな物件でもホテル運営ができるようになるなど、新たな価値を創造しています。
社名の「SQUEEZE」という言葉には「~を詰め込む」という意味があり、これには、世の中にある住宅余剰や人々の空き時間という遊休資産を有効活用する仕組みを創り、あらゆる「空間・時間」に価値を詰めていきたいという思いを込めています。
https://speakerdeck.com/shin1/we-are-hiring
SQUEEZEは、宿泊施設(ホテル・旅館)の業務に特化したサービスを提供・運営しています。
テクノロジーの力を用いて、ニュー・ノーマルに求められる非対面・非接触、柔軟性のある新しい宿泊施設経営のあり方を可能にするDXソリューションを実現します。
主な事業は、以下の4つに分かれています。
クラウド宿泊運営システム
宿泊施設運営事業者向けのクラウドサービス「suitebook」を提供しています。
累計3,700室以上の施設運営ノウハウやオペレーション業務支援の経験から出来あがったSaaSです。
クラウド運営チーム
アナログ・属人的な業務が多いホテル・宿泊運営業務を分解、SQUEEZE が持つオンラインコンシェルジュチームを活用し、最適な運営体制の構築をサポートします。
ルーティン作業など、日々継続的に発生する煩雑な業務は、クラウド上の運営チームにアウトソースすることで、社内で抱えるリスク・負荷を最小限に抑えることができます。その結果、社内スタッフはより価値の高い業務やクリエイティブな業務に時間を避くことができるようになります。
ホテル企画運営受託
土地・不動産活用の企画からホテルのスマート運営までワンストップで対応します。
直営のホテルブランドとして「Minn」「Theatel」を8施設運営しています。
自社のクラウドサービス「suitebook」を使いスマートなオペレーションで空間・時間を活用できるホテル運営を目指しています。
DX推進アシスト
ホテルが抱えるさまざまな経営課題やDX推進について、「課題の言語化」から「実行」までをワンストップで支援します。
省人化・IT化・バックオフィス効率化まであらゆる領域のDXをサポートします。